仮想ストレージサービス Shadow Desktop

データを持ち歩かない新しいセキュリティサービス。ストレージの仮想化で通信環境に依存しないモバイルワークを実現します。

概要・特長

Shadow Desktopとは

クラウドストレージに保存されているファイルを、あたかもパソコンのローカルドライブにあるかのように使用できるサービスです。


仮想デスクトップ(VDI)とは異なり、ファイルの操作は手元のパソコンで行うため、画面遷移やマウス操作に遅延がなくローカルに保存されているファイルを操作しているような感覚でご利用いただけます。


ファイルはパソコンにキャッシュされるため操作中にオフラインになった場合でも、そのまま使い続けることができます。ログオフ(シャットダウン)した場合、キャッシュデータはすべて削除されるため、パソコンには一切データは残りません。

Shadow Desktop概要

導入メリット

  • メリット01 通信環境に依存しないモバイルワークを実現


    仮想デスクトップ(VID)では画面転送を使用しているため、高速移動中やトンネルに入った際など通信が安定しない環境では、マウスの動作が遅くなったり画面遷移が停止することがあります。


    Shadow Desktopはファイルの操作はローカルで行うため、通信が不安定な環境でも通常通り操作ができます。オフライン状態で操作した内容はオンライン状態になると自動的に同期します。

  • メリット02 大掛かりな機器設置、複雑な設定作業は不要

    クラウドストレージにパソコンを接続するだけで利用できるため、大掛かりなネットワーク機器や複雑な設定作業は不要です。


    パソコンを立ち上げると自動的にクラウドストレージと同期して、ローカルドライブにファイルが存在するように見えます。面倒な認証なしで、普段通りにご利用いただけます。

  • メリット03 データを持ち歩かないセキュリティ

    クラウドストレージ内のデータは、ローカル環境には保存できない仕様になっているため、パソコンからはキャッシュデータを操作することになります。


    シャットダウン(ログオフ)をすると、キャッシュデータは自動的に削除されるため、万が一パソコンを紛失した場合でも情報漏洩を防ぐことができます。

仮想デスクトップ(VDI)との違い

自席パソコンの環境をそのまま利用する仮想デスクトップ(VDI)とは異なり、利用できるアプリケーションに制限はありますが、通信環境に依存しないというメリットがあります。モバイルワークなど安定した通信環境が確保できない場所での作業に適しています。

Shadow Desktop 仮想デスクトップ
接続先 クラウド
(Object Storage)
サーバー
方式 仮想ドライブ 画面転送
通信環境 必須 常時接続が必須
オフライン作業 不可
動作ファイル 物理PCのアプリケーションのみ 社内環境すべて
パフォーマンス 物理PCのパフォーマンス 通信環境に大きく依存

利用シーン別のメリット

働き方改革、BCP/DR対策を進める中で、様々な勤務形態が身近になっています。物理的なセキュリティが確保されたオフィス以外で仕事をする機会では、VDIやVPNをはじめとした大掛かりな投資が必要になり、検討が棚上げになっている声をよく聞きます。そのようなお客様は、Shadow Desktopで手軽にストレージの仮想化からはじめてはいかがでしょうか。

モバイルワーク

モバイルワーク外出先では、常に通信が安定しているとは限りません。Shadow Desktopならオフライン環境でもクラウド上のファイルデータを操作できるため、電車やタクシーなどで移動中でも通常通りファイル編集ができます。


盗難・紛失対策

盗難・紛失対策モバイルPCの盗難・紛失には、情報漏洩やデータ消失のリスクがあり、ディスクの暗号化やログイン認証の強化だけでは十分な対策とは言えません。

Shadow Desktopなら、ファイルデータはすべてクラウド上にあるため、情報漏洩を防止するだけではなくデータも残すことができます。


故障対策

PCの故障重要なデータの大半は各クライアントPCに保存されていますが、そのすべてをバックアップすることは費用や手間の観点から現実的ではありません。

Shadow Desktopならデータはすべてストレージに保存しているので、ストレージのバックアップを取得するだけでデータの保護は完了します。


BCP/DR対策

BCP/DR対策BCP/DR対策を検討された方の中には、大掛かりな機器の導入を前にして検討が進まなくなったという方もいらっしゃいます。

Shadow Desktopなら手軽にはじめることができ、災害の際には必要なデータだけをクラウドストレージに保存するだけで、すぐに業務が再開できます。


導入事例

  • 導入規模(目安)

  • 1〜100名

    1〜100名

  • 101〜300名

    101〜300名

  • 301〜1,000名

    301〜1,000名

  • 1,001名〜

    1,001名〜

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