コンサルティングサービス 業績管理コンサルティング
概要・特長
貴社の事業の方向性を踏まえ、何を、いつ、どのような角度で分析評価すべきかを追及することで経営的意思決定を支える有効な仕組みづくりを支援いたします。
また、体系化されたKPI(重要業績評価指標)により経営と現場をつなげる仕組みづくりに貢献します。
目的の明確化
業績管理にBIツールは有効ですが、BI(Business Intelligence)と一口に言っても、目的や用途は企業によって様々です。管理目的をはっきりさせて共有し、その目的に応じたアプローチでの仕組みづくりをご支援しています。
1. 経営情報の分析(業績管理レポートの見直し)
(1)ヒアリングと調査
経営方針、事業や組織の方向性、各部門に期待する役割、求める経営情報等についてヒアリングします。
また、経営会議に提出されているレポートやその他現行の業績管理帳票、それら資料の作成状況(手順やシステムの活用等)について調査します。
(2)方針の策定
会社の状態を把握する上で必要な分析視点や業績管理構造を、ニッセイコムのコンサルタントが「業績管理方針案」として整理し、お客様のプロジェクトメンバーと協議、方針を策定します。
【解決案の例】
- 組織別損益であれば、各部門の位置づけや機能、部門間関係を整理し、部門の権限と責任(利益責任)が一致するよう管理方針を策定します。
- 製品別損益であれば、事業との関係等から適切な分類を定義して分析軸を設定し、意思決定の情報として必要な項目(分析値)でレポートを構成します。
- 内部取引を管理する場合は、内部取引の基本的な考え方を策定し、諸ルールを検討することも重要です。
- 販管費等の共通費を各費用の特性から、どのような部門にどういう基準で配賦するかルールを策定します。
2. KPIによるプロセスマネジメント
(1)ヒアリングと課題整理
経営方針や事業方針、各部門の役割や特長、発生している問題点、取り組んでいる改善点等についてヒアリングします。
次に、ニッセイコムのコンサルタントがヒアリングした内容から問題分析を行い課題を整理します。
この課題整理表(課題体系)が戦略マップのたたき台となる資料であり、プロジェクト事務局と内容を精査します。
(2)戦略マップの作成
作成された課題体系をもとに、全社ビジョン実現のために各部門が解決すべきことを議論し、戦略マップを作成、KPI(業績管理指標)を設定します。
(3)KPIの確定
各KPIについて、更新のタイミングや運用ルール、管理体制を検討し、データを抽出するシステムを整理します。
具体的な運用方法の検討結果を踏まえて、管理するKPIを確定します。
導入メリット
「業績管理コンサルティング」をご利用いただくことで、このようなメリットがあります。
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メリット01 業績管理に関連するテーマとの連携
業績管理という単一のテーマにと留まらず、必要に応じて原価管理改革や組織構造改革の支援を実施し複数のテーマを有機的に連携させながら、改善施策アクションプランの策定できます。
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メリット02 新システムを意識した改革
業績管理資料作成の効率性も重視いたします。
特に、システム導入が控えている場合、新システムを想定しながら策定し、要件としてまとめます。
導入事例
導入規模(目安)
1〜100名
101〜300名
301〜1,000名
1,001名〜