GrowOne 人事SX, GrowOne 給与SX 導入事例 株式会社鈴廣蒲鉾本店様
お客様の声
導入製品
株式会社鈴廣蒲鉾本店 経営管理チームの皆さまに、「GrowOne Cube 人事/給与」の導入経緯、選んだ理由、導入後の評価などについて伺いました。
<写真>
〔株式会社鈴廣蒲鉾本店〕
経営管理チーム 人事部 部長 関野道夫氏(後列左端)
同部 業務改革推進課 課長 志村明規氏(後列右端)
同部 人事労務課 職長 大山夏美氏(前列右端)
同部 人事労務課 進來亜由美氏(後列左から2番目)
同部 人事労務課 松崎瑞季氏(前列中央)
同部 人事労務課 岡田やすき氏(前列右から2番目)
同部 人財開発課 課長 橘高さかえ氏(後列右から2番目)
同部 人財開発課 主任 古谷直美氏(前列左から2番目)
〔弊社〕
営業 光嶋(前列左端)
※GrowOne 人事SX、GrowOne 給与SXは、GrowOne Cube 人事、GrowOne Cube 給与の後継製品です。
導入の背景・目的
老舗企業の人材マネジメントと求められるシステム
— はじめに、鈴廣蒲鉾における人事面での特長や課題について教えていただけますか。
当社は、研究開発・原料調達・かまぼこ製造・包装・出荷・宣伝・販売・飲食店経営といった、お客様に商品をお届けするまでの全ての工程で、そのほとんどを自社で行なっていることが特長です。社内には多種多様な職種があります。
事業を継続的に成長させていくために、職種や専門分野のバリエーションに富んだ社員をどのように育てていくかは会社の重要な課題です。人事部門では、全ての社員が各々の専門分野を深めていくだけでなく、常に事業全体についても広い視野を持てる、いわゆる「凸型人材」として育っていくための環境作りを進めています。具体的には、所属部署以外の業務を行う「第2業務」の仕組みや、1年間にわたるリーダー向けの研修プログラムなどが挙げられます。
加えて力を入れていることが「技術継承」です。
当社は「老舗にあって老舗にあらず」という社是を掲げています。創業から150年の伝統を守り続けるとともに、現状に満足せずに新しいことにも挑戦していくという決心を込めた言葉です。かまぼこ作りの技術についても科学的なアプローチから分析し、今まで可視化・言語化できなかった匠の知恵やノウハウを明らかにして伝承していくことに取り組んでいます。
今後さらに力を入れていきたいのは、会社としてのタレントマネジメントです。
どの社員がどんな専門分野やスキルを持っているか。専門分野以外の業務はどのくらい経験しているか。どのような研修を受講し、現在の部署ではどのくらい活躍できているか。こういった情報を一元管理し、人事部門だけではなく本人や上長も活用できるような仕組みを作っていきたいと考えています。
— そのような中で、人事部門の様々な取り組みを支えるシステム面やICTベンダーに求めていることはありますか?
直接関わる人事給与システムでは、まず人事管理では上述のようなタレントマネジメントを実現しうる、具体的には様々な情報を入力・管理しやすいシステムであることがまず大切だと思っています。
また給与計算システムについて求めるのは、何より安定感です。
ここ数年で、職種やグループ各社でバラバラだった給与体系を少しずつ統一させてきました。したがって運用の複雑さは解消されてきたのですが、当社は給与が月末締め翌月10日払いとなっており、勤怠などの変動項目の処理を短い時間で確実に行わなければなりません。それに耐えうるといいますか、ミス無く迅速に業務を回していけるシステムであることが重要です。
また絶対にエラーやミスが発生しないわけではありませんので、いざという時にレスポンスよくサポートしてくれるICTベンダーであると助かります。
— 現在ご利用いただいている、「GrowOne Cube 人事/給与」の導入経緯について教えてください。
GrowOne Cubeの前身システムである、ニッセイコムの「NCくんシリーズ」の人事給与パッケージを10年ほど前に導入しました。稼働から5年が経過した最初のリプレースのタイミングで、他社のパッケージも含めた再検討を行いましたが、それまで安定して使えていたという実績やコストパフォーマンスを考慮し、引き続きニッセイコムにお願いすることを決めました。
2014年8月より、バージョンアップしたGrowOne Cube人事/給与に切り替えました。大きなカスタマイズやアドオン開発は無く、標準機能のままで使っています。
稼働から1年半ほどが経過しましたが、大きなトラブルも無く順調です。
導入効果
GrowOne Cubeで使い勝手が良くなった機能&サポート
— GrowOne Cubeにバージョンアップしたことによる変化はございますか。
細かな機能面で、以前よりも使いやすくなった部分がいくつかあります。たとえば給与計算については、以前までのシステムでは一度給与更新をしてしまったら使えない機能が多かったのですが、GrowOne Cubeでは更新した後にもできる事が増え、更新に縛られなくなりました。
保険や住民税についても過去や未来の日付で入力作業を行うことができるようになったため、業務スケジュールに余裕を持つことができるようになりました。
加えてGrowOne Cubeには、たくさんの作業項目の中から自分が使うものだけを選んで登録できる「マイメニュー機能」があります。毎月の給与計算等ではあまり使っていませんが、頻度の少ないもの、たとえば社員が入社した時に必要になる機能を作業順に登録しています。それにより、次に同じ事を行う際にあっちこっちを見に行かずに済みます。
また、機能面とは別で、GrowOne Cube導入後からリモートサポートをしていただけるようになりました。以前は定期的に訪問していただくのを除くと、ちょっとした問い合わせは電話かメールのみでした。
リモートサポートは、ニッセイコムのSEが同じ画面を見ながら会話できるので、口頭で説明しなくても状況をすぐに理解してもらえます。解決までのスピードも速くなりました。
今後の展望
— ニッセイコムにリクエストはありますか?
ニッセイコムは、構築を担当したSEの方がずっと専任で保守サポートをしてくれます。当社の事をよく知っている方で相談もしやすく、頼りにしています。ただ、特定の方に依存しすぎると連絡がつかない時に困ってしまうというリスクもあるため、運用時のコミュニケーションをもっと工夫できればいいなと思っています。
またGrowOne Cubeの豊富な機能をまだ十分に使いこなせていないと感じています。十分に使いこなしていくためにも、定期的にレクチャーを受けられるとありがたいです。
— 最後に、今後の展望について教えてください。
基本的な人事管理業務の精度を高めていくとともに、先述の通りタレントマネジメントの実現にむけて力を入れていきたいと考えています。ニッセイコムにはシステムの観点からアドバイスやサポートを頂ければと思います。引き続きよろしくお願いします。
お忙しい中、ありがとうございました。
お客様について
本社所在地 | 神奈川県小田原市風祭245 |
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設立年月日 | 1951年3月(創業慶応元年 1865年) |
従業員数 | 652名 |
売上高 | 106億円(グループ連結/2014年8月) |
Webサイト | 株式会社鈴廣蒲鉾本店 |
2016年3月取材。
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