GrowOneシリーズ(人事・給与) 導入事例 株式会社サンケイビルマネジメント様・株式会社サンケイ会館 様
「導入後の事を考えて、
親会社の使っているパッケージではなく、
ニッセイコムのGrowOneCubeを選びました。」
- 導入製品
- GrowOne Cube 人事, GrowOne Cube 給与
- 業界/業種
- 不動産管理、飲食サービス
- 企業規模
- 171名(2017年9月現在)
※GrowOne Cube 人事、GrowOne Cube 給与は、GrowOne 人事SX、GrowOne 給与SXの旧バージョンの製品名称です。
取材にご協力いただいたお客様
〔株式会社サンケイビルマジメント〕
人事企画室 課長代理 福島恵介氏(中央右)
〔株式会社サンケイ会館〕
総務部 部長 笹目美佳子氏(中央左)
総務部 アシスタントマネージャー 堀越志乃氏(左から2番目)
ニッセイコムの営業・SE
営業 谷(右から2番目)、SE 坂本(左端)、遠藤(右端)
導入の背景・目的
親会社と同じベンダーのシステムを使うべきか
-- サンケイビルマネジメント・サンケイ会館の両社は、ほぼ同じ時期にGrowOne Cubeを導入されています。どのような経緯があったのでしょうか。
(サンケイビルマネジメント 福島氏)以前まで、私たちを含むサンケイビルグループに所属する各社は、給与計算業務をグループ内のシェアードサービス会社にアウトソースしていました。しかしグループの経営方針の変更に伴いシェアードサービスが廃止されることになり、給与計算業務も各社に戻され、それぞれでやっていくことになりました。
給与計算システムについて、親会社から製品指定や積極的な斡旋はありませんでした。親会社と同じベンダーの製品を使っても、他ベンダーのパッケージを選んでも、どちらでも構わないとのことでした。
(サンケイ会館 笹目氏)親会社と同じベンダーにした場合、現在グループで使用中の人事情報システムが使えることとサーバをレンタルできるというメリットはありましたが、導入や保守に関しては各社負担となるため、自分たちの業態や人員体制に合ったものを選んだ方がいいと考えました。
移行のために与えられた時間は短く、急いでシステムについての情報収集や選定を進めなければいけませんでした。
-- 選定作業をどのように進めていかれたか、教えていただけますか?
(福島氏)当社では私の前任の担当者がある展示会でたまたまニッセイコムのブースを覗き、そこで初めてGrowOne Cubeを知りました。「ほぼ直感」という言い方をしていましたが、当社にぴったりのパッケージだと感じたらしいです。一応他社製品の情報も集めたものの、展示会で出会った時点でほぼGrowOne Cubeに決めていたそうです。
(笹目氏)私たちはちょっと事情が異なり、今までアウトソースしていたためにそもそも給与計算業務を行う担当者がいないため誰か探さないと、という所からのスタートでした。
(堀越氏)そこで採用されたのが私です(笑)。着任して初めに行ったことは、まもなく使われなくなるシェアードサービス時代のシステムの勉強でした。現状どんなシステムを使って、どのような流れで給与計算をしているのかを理解した上で、最低限同じことができるようなシステムはどれか、という視点で情報を集め始めました。
親会社やグループ会社の担当者から様々なベンダーを紹介してもらい、リストアップした候補ベンダーは6社でした。その中から選んだのがニッセイコムのGrowOne Cubeでした。
選定のポイント
価格は高くても「使いやすさ」と「専属サポート」を重視
-- サンケイ会館にて、6社の候補の中からニッセイコムのGrowOne Cubeが選ばれた理由を教えていただけますか?
(堀越氏)パッケージ本体の費用と保守費用を合わせると、ニッセイコムは6つの候補の中では高額な方でした。それでも選んだ理由としては、以下の2点が大きいです。
(1) 業務の流れに沿った操作画面
全ての候補製品の実際の操作画面を見せてもらいました。同じ給与計算システムでも、ベンダーによって画面の作り方は随分違いました。「多分高機能でいいものなのだろう、しかし見づらくて使いにくい」と感じたものもありました。
その中でGrowOne Cubeは視覚的な配慮が行き届いていて、パッと見た時に何から手をつければいいのか、次に何をやればいいか、何が完了しないと次に進めないかといったことがわかりやすく、業務がやりやすくなると感じました。
(笹目氏)私は結果をチェックする役割のため入力作業経験はほとんどありません。そんな私でも、GrowOne Cubeの画面を見た時に業務の一連の流れがすぐ把握できました。女性のエンジニアも開発に携わっていたのでしょうか? そう思えてしまうような、使う側の気持ちに配慮している印象を受けました。
(2) 専属でサポートしてくれるエンジニア
(福島氏)以前、別業務のシステムを使っていた時、困ってコールセンターに電話をしてもなかなか繋がらない、せっかく繋がってもその都度状況を一から説明しないといけない、メールで送った質問の返事がなかなか返ってこない、といった経験をしたことがありました。その点、ニッセイコムは専属のエンジニアがサポートしてくれるという点が非常に魅力的でした。
(笹目氏)当社は多くの飲食店を運営しています。飲食店では経費管理上、先月分を締めてその月の計上に乗せないといけません。もしシステムトラブルが発生してもすぐに対応していただき、期限内に解決できるような体制にしておく必要があります。
ですから、多少費用が高めでも、専任のエンジニアについていただく方が良いのではという判断だったのですが、今振り返ってみると、この判断は正しかったと思います。
導入効果
「ちょっとお時間いただけますか」の「ちょっと」が短い
-- では、実際にGrowOne Cubeを導入した後のエンジニアのサポートについての評価を教えてください。
(笹目氏)やはり、いつも同じ方にサポートして頂けるというのは安心で、気持ちに余裕が持てます。前置き無く突然質問をしても、「あ、あれでお困りですか」というようにすぐに状況を理解してもらえますし、当然解決までの時間も短くなります。
(福島氏)GrowOne Cubeをクラウドで利用しているため、問い合わせをした際は電話の向こうのニッセイコムのエンジニアも同じ画面を見ています。それも解決までの時間が早い要因の1つだと思います。
(堀越氏)法改正や年末調整などの節目以外にも、よく連絡をして色々な相談をしています。昔付き合っていたベンダーとの比較でいうと、ニッセイコムのエンジニアは「ちょっとお時間いただけますか」の「ちょっと」がとても短いと思います。小回りよく対応していただいています。
それと、こちらのレベルに合わせて話をしてくれます。おそらく「この人にはこのくらいかみ砕いて言わないとわからないだろうな」と考えてくれているのでしょう(笑)。ベンダーによっては難しい専門用語ばかりを使うエンジニアの方もいますが、ニッセイコムは違うなと思いました。
-- GrowOne Cubeの機能面についての評価はいかがでしょうか。
(堀越氏)標準機能だけで色々な事ができる、守備範囲の広いシステムだと思います。
以前、時給計算の事で相談をしたことがありました。当社が運営している飲食店のアルバイトスタッフの時給は各店舗によって異なります。そのため繁忙期などに他店の応援に行った時は2種類の時給を組み合わせて算出します。それに加えて最初の60時間はトレーニング期間を設けるといった複雑な計算が必要でした。
そのため独自のカスタマイズが発生すると思っていたのですが、この程度であれば標準機能内の設定や計算式の変更だけで対応可能だと言われ、実際に大丈夫でした。追加費用がかかるかもと心配していましたが、助かりました。
(福島氏)当社では、導入当初はいなかった海外勤務者への対応が必要になりました。普通給与計算システムでは、所得税等この扶養数ならいくらと自動計算されるのですが、海外勤務者に対してはゼロ円にしないといけません。それを海外勤務者というフラグを立てると計算方法が変わるような設定にしていただいたのですが、これもGrowOne Cubeの標準機能内で調整可能とのことで、通常の保守費用の範囲内で対応していただけました。
(笹目氏)最近ありました親会社の給与規定変更に伴う出向者の給与の変更対応にも、親会社からの連絡後、短い期間に即対応の必要がありましたが、この時にもニッセイコムのエンジニアにはテキパキと動いていただいて、助かりました。
お忙しい中、ありがとうございました。
お客様プロフィール
「不動産経営を支援するスペシャリスト集団」として、東京サンケイビルやフジテレビ本社ビルをはじめ様々なメディアビル、オフィスビル、商業施設等を対象とした不動産管理サービスを提供している。
- 業種
- 不動産管理
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田駿河台2-3-11
- 創業年月日
- 1977年3月29日
- 従業員数
- 115名
- Webサイト
- 株式会社サンケイビルマネジメント
- 取材日
- 2017年9月
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お客様プロフィール
「食の楽しさ創りプロ集団」を行動指針とし、大手町サンケイプラザのパーティーを中心に首都圏でのケータリングサービスの企画運営、ならびに和・洋・中の飲食店経営を行なっている。
- 業種
- 飲食サービス
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田駿河台2-3-11
- 創業年月日
- 1971年4月30日
- 従業員数
- 171名
- Webサイト
- 株式会社サンケイ会館
- 取材日
- 2017年9月
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