健康経営・ヘルスケア 関連コラム今こそホタテを食べよう! 簡単レシピをご紹介

2023年10月20日

株式会社 ニッセイコムに所属している管理栄養士でございます。

暑さも落ち着き、秋の訪れを感じるようになりました。
食欲の秋ともあるように、これからはご飯がおいしい時期になりますね。
そんな秋の食卓に向けて、国産の水産物を食べることを検討してみませんか。


今こそホタテを食べよう! 簡単レシピをご紹介

ホタテを食べよう!

東京電力福島第一原発の処理水放出を受けて、中国・香港が全面的に日本産水産物の輸入停止しました。これにより、日本国内の水産事業者は大きな打撃を受けています。
対策として農林水産省が会見を開き、特に影響の大きい「ホタテ」を消費するように異例の呼びかけを行いました。
国民1人当たり年間5~7粒追加で食べれば、被害を最小限にとどめることができるそうです。

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2022年に日本国内から中国・香港に輸出したホタテは17万9千トン。
貝殻付きのホタテ1枚が約200~250グラム。
この重さで計算すると国民1人あたり年間5~7粒の消費で輸出予定の大半を消費できるということになります。

なかなかハードルが高い目標ですが、少ない量でも消費することに意味があると思います。
そこで今回はホタテについてご紹介していきます!

ホタテの栄養素

ホタテには、体や臓器を構成するのに大切なたんぱく質や、コレステロールの吸収を抑える働きがあるタウリンが含まれています

ホタテを使ったレシピ

ホタテの炊き込みご飯(4人前)

  • 材料

    • 300g(2合)
    • ぶなしめじ50g
    • まいたけ50g
    • ホタテ1~2粒
    • めんつゆ大さじ4
    • 適量
    • 有塩バター10~20g
    • 小ねぎお好み量
    お出かけ
  • 作り方
    1.米を洗い、炊飯器に入れる。
    2.ぶなしめじは石づきを落としてほぐし、まいたけは石づきを落として一口大に切る。
    3.トッピング用の小ねぎは小口切りにしておく。
    4.炊飯器に、ぶなしめじ、まいたけ、ホタテ、めんつゆ、バター、水を入れて炊飯する。
    5.炊き上がったら、器に移し、トッピングの小ねぎを散らす。

ホタテと大根のスープ(2人前)

  • 材料

    • ホタテ2~3粒
    • 大根1/3本
    • チンゲン菜1/2株
    • 桜えび少々
    • 300~400cc
    • 鶏がらスープの素小さじ1/2
    • 少々
    • 小ねぎお好み量
  • 作り方
    1.大根をいちょう切り、チンゲン菜をざく切りにする。
    2.鍋に水を入れ、大根を入れて火が通るまで煮る。(レンジで温めると時短になります)
    3.ホタテ、チンゲン菜を入れて火を通す。
    4.鶏がらスープの素、塩、桜えびを入れてひと煮立ちする。
    5.器に移したら、トッピングの小ねぎを散らす。

おわりに

農林水産省は「食べるぜニッポン」キャンペーンを行っています。
「#食べるぜニッポン」というハッシュタグとともに、SNS上で写真を投稿して消費量を拡大しようというものです。
この機会に、毎日の食事に国産の水産物を取り入れることを検討してみてください。

執筆者情報


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本コラムは、株式会社 ニッセイコムに所属する管理栄養士にて執筆しています。

日々、「はらすまダイエット」の対象者との面談から保健指導メールを担当している中で、簡単に実施できる健康管理方法を選定して記事にしました。


「はらすまダイエット」は、生活習慣病の原因となるメタボ(メタボリックシンドローム)を撃退し、より健康的な生活習慣を身につけるための特定健康保健指導プログラムです。


「健康は1日にして成らず」です。できるところから健康管理はじめましょう!


※イラストはイメージです。