健康経営・ヘルスケア 関連コラムお正月太りを解消する食事

2023年01月04日

株式会社 ニッセイコムに所属している管理栄養士でございます。

お正月には久しぶりに帰省をされた方も多いのではないでしょうか?
親戚や家族が集うお正月はおせち料理など豪華な料理が並び、思わず食べ過ぎてしまいます。
お正月に増えた体重を気にしていませんか。

本日のコラムは「お正月太りを解消する食事」についてお話します。



体重を減らす食事とは

体重を減らすには食事8割・運動2割といわれるほど、食事が重要な役割を果たしています。

お正月太りを解消するためには「代謝を上げる食事」がおススメです。
その代謝を上げるために必要な食品が、ズバリ「たんぱく質」です。
今回はたんぱく質を多く含むおすすめ食材を2点ご紹介します。

たんぱく質の多く摂れる食事

  • 鶏むね肉

  • 言わずと知れた、たんぱく質を多く含む食材です。
    鶏むね肉には脂質が少ないので、野菜とあわせて食べるのが非常におすすめです。

    おすすめの調理法:【蒸す】【ゆでる】

    蒸す

    下処理の際に、お酒をもみこみ蒸すとパサつきが抑えられ、エネルギーの代謝を助けます。
    ビタミンB群などの栄養素の流出を抑えてくれます。

    ゆでる

    ①ゆでる前に塩をかけます。
    ②沸騰したお湯に1分ほど入れ、火を止めます。
    ③10分ほど放置して完成です。
    ゆでる前に塩をかけることで、うま味が逃げにくくなります。
    また、余熱をうまく利用することでしっとりした食感にすることができます。
    ※しっかりと火が通っているか?を忘れずに確認してください。

    鶏むね肉
  • ぶり

  • たんぱく質だけでなく脂肪燃焼効果のあるヒスチジン、そしてタウリンやカリウムも多く、アミノ酸もバランスよく含まれています。
    血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富です。

    おすすめの調理法:【お刺し身】【鍋】

    お刺し身

    脂がのっていて今が旬です。
    EPAやDHAなど良質な脂をそのまま召し上がるにはお刺し身がおススメです。
    お酒との相性も抜群で、ついお酒が飲みたくなってしまいます。

    鍋(ぶり鍋)

    白菜や春菊などとともにさっと火を通し、ゆずやすだちをかけて食べるとおいしいです。
    少し脂が多いので、食べ過ぎには注意をしましょう。

    植物性食品

おわりに

たんぱく質を多く含むおすすめ食材、ぜひお試しください。
良質なたんぱく質を取り入れて代謝アップと免疫力アップを目指しましょう!

執筆者情報


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本コラムは、株式会社 ニッセイコムに所属する管理栄養士にて執筆しています。

日々、「はらすまダイエット」の対象者との面談から保健指導メールを担当している中で、簡単に実施できる健康管理方法を選定して記事にしました。


「はらすまダイエット」は、生活習慣病の原因となるメタボ(メタボリックシンドローム)を撃退し、より健康的な生活習慣を身につけるための特定健康保健指導プログラムです。


「健康は1日にして成らず」です。できるところから健康管理はじめましょう!


※イラストはイメージです。