難しいからおもしろい。
歩み寄れる「最善」さがし。

難しいからおもしろい。歩み寄れる「最善」さがし。

VOL.10

システムエンジニア2017年入社R.O

最先端のIT業界に興味を持ったのは、
高校時代の定期が「交通系IC」に変わったこと。

IT業界に絞って就職活動を行ったきっかけは、高校時代に磁気の定期券が「交通系IC」のタイプに変わったことでした。その時に感じた「最先端のITっておもしろい」という純粋な思いは、大学生になっても変わることはありませんでした。
ニッセイコムへのエントリーを決めた理由もはっきりと覚えていて、ホームページを閲覧していた時に目にした「GrowOne 施設」を開発した会社だったからです。学生時代、舞台鑑賞にはまっていた私にとっては、予約時に使用する「GrowOne 施設」というシステムに馴染みがあり、一気に興味をそそられたんです。
文学部出身でもあり、プログラムなんてまったくいじったことはありませんでしたが、「難しさ」を知らないが故に、システムエンジニアという職へのハードルが低かったんですよね(笑)
良くも悪くも「いけんじゃない?」って感じのノリでした。

お客さまのために「噛み砕いて説明する」ことが、
私がずっと心がけている“こだわり”。

そんな未経験の私でしたが、基礎からしっかり学べる研修体制と、「わからないことはわからない」と言える社内環境が整っていたからこそ、システムやプログラムに対しての取っつきやすさはありました。
また、名古屋の中部支社に配属された私たちの代は恵まれていて、1年目にシステムエンジニアの同期4人で社内システムを題材にした「疑似プロジェクト」に取り組めました。
分からないなりにも前向きに経験を積むことができた1年を経て、その後の実際の仕事にあたることができました。
主担当を任されるようになった3年目以降は、フロントに立つシステムエンジニアとして、お客さまと直接やりとりするおもしろさと難しさを日々実感しています。
まだまだ覚えることも多い仕事の現場において、私がずっと心がけているのは「噛み砕いて説明する」こと。1年がかりの長丁場の案件もありますが、最後にお客さまから「R.Oさんの説明がこれまでで一番わかりやすかった」と褒めてもらえたときは、心の底から嬉しかったですね。

開発者とお客さまの間に立つポジションの本音は、
「どっちにも怒られたくない」

入社から5年を迎えて、自分の裁量で判断する機会も増えてはきましたが、まだまだ先輩を頼る場面も多いのが現実です。
当然のことですが、後輩も年々増えていきますから、1日も早く教える側に立てるようになれたらと思っています。
ニッセイコムのシステムエンジニアは、私のような「フロント側」と、システムを組むことが主体の「開発側」とに分かれます。フロントの人間は、プログラミングそのものを自らやらない分、お客さまと開発担当の「間に立って調整すること」が求められるポジションです。
だからこそ、どっちにも怒られたくないし、上手に納品までの道筋を立てたいと思うのが本音です。
そのために必要なことは、「それぞれが歩み寄れる最善のライン」をフロントに立つ私が率先して引くこと。ケースバイケースの難しさは当然ありますが、納期を見据えてコツコツ進めた先に、なによりの喜びがあると信じて、持ち前の「なんとかなる精神」をさらに磨いていきたいと思っています。