管理する立場になったとしても、
やっぱり「現場」が好きだ。

VOL.05
システムエンジニア2012年入社W.A
学生時代のインターンシップが、
ニッセイコムとの最初の接点。
金沢大学3回生のとき、2週間のインターンシップでニッセイコムにお世話になったことが、今ここにいる一番の理由です。その当時は、昼食代も出るし、東京で遊べるしという不純な動機で参加したのですが…(笑)
ただ、その時に接してくれた人の良さやグループワークのおもしろさがずっと記憶に残っていて、就活時の会社選びにおける決め手になりました。
入社してからは、希望どおり大学や役所などの公共機関を担当する部署で「財務会計システム」を扱っていますが、最初の頃は簿記などの業務知識を得るための勉強が大変でしたね。
案件にもよりますが、お客さま固有の仕組みがあることも多く、設計・ヒアリングに携わるフロントSEとして、ひとり立ちするまでの苦労は結構ありました。
お互いがWin-Winになれる道を探るため、
欠かせないのは「バランス調整能力」
お客さまと顔を合わせる立場としては、いかにお客さまの「声」を聴けるかが第一です。可能な限り対面でのヒアリングを行い、コスト・納期・機能などすべての面でお互いがWin-Winになれる道を探ることができればと思っています。
3年目、4年目の頃から主担当を任せてもらえる案件も増えてきましたが、どんな仕事でもお客さまの要望を極力叶えられるように工夫をしています。
ただ一方で、社内の開発部門のことも考えていかなければなりません。できるできないの線引きややれる範囲の見極めなど、常に「バランス調整能力」が求められるポジションですね。
そのバランスを取るためのポイントは、社内外の関係者と「仲良くなること」に尽きるかもしれません。最初から最後まで穏やかに仕事が進んでいくことが、関係者みんなの願いだったりしますから。
キャリアアップも自分らしく、
フロントに立つ役目で居続けたい。
入社から10年の節目を迎えた頃、自分のなかでマインドに変化があり、「自分がやりたいと思ったことはやってみる」という前向きさが出てきたんです。
なので今、プライベートでは、前から受けてみたかった整体に通ったり、ずっとやってみたかった水泳を始めたりしています。
仕事ではまだまだ「石橋を叩く」タイプですが、この先のキャリアに対して「自分の思い」を吐露するとしたら、立場が変わろうと、ずっと現場にかかわり続けていたいです。
最近はプロジェクト全体を管理する立場も多くなり、現場を後輩に託すケースも増えてきました。また、ありがたいことに、直属の上司からは「管理職」への道を進んでほしいと期待してもらってもいます。
その期待に応えたいと思う反面、現場を離れなければいけない寂しさも大きくて…。やっぱり私は、今後も「お客さまと直接やりとりできる場」に居続けたいと思いますし、自分らしいキャリアアップの仕方を模索していきたいです。