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サンテック

【お客さまの声】株式会社サンテック

「作業の提案」か。「解決策の提案」か。それを見極めるのが、サーバ仮想化を成功させるためのポイント。
株式会社サンテック 経営企画部 システム企画グループ グループマネージャーの野村俊平氏に、サーバの仮想化による再構築をニッセイコムに依頼した経緯、理由などについて詳しく伺いました。 株式会社サンテック

目次 
  1. 株式会社サンテックについて
  2. 情報系サーバの再構築をニッセイコムに依頼
  3. 既存のシステム会社の提案に不満を持ち、複数の会社に打診
  4. ニッセイコムを選んだ理由
  5. 「作業の提案」vs「解決策の提案」
  6. ニッセイコムの活動についての評価
  7. ニッセイコムへのメッセージ


■ 株式会社サンテックについて

― 株式会社サンテックについて教えてください。

千代田区二番町 サンテック本社
千代田区二番町のサンテック本社ビル
当社は、2008年(平成20年)10月に創立60周年を迎えた独立系総合設備工事会社です。

その間、1973年(昭和48年)には東京証券取引所へ株式を上場、1992年(平成4年)には「山陽電気工事株式会社」から「株式会社サンテック」へと社名変更を行っています。
国内外で「内線工事・電力工事・設備工事」を中心に事業展開しており、様々なプロジェクトに参加しています。

【主な工事施工例】

  • 芝浦工業大学芝浦キャンパス電気設備工事
  • 都立松沢病院精神医療センター整備等事業電気設備工事
  • シンガポール・チャンギー国際空港第3ターミナルビル電気設備工事(54万㎡)
  • ベトナム・ホーチミン国際空港ターミナルビル電気設備工事(10万㎡)
  • 台湾・台北金融センタービル電気設備工事(101階・43万㎡)
  • 青森県・大間原子力発電所500KV鉄鋼工事
  • 鹿児島県・国見山風力発電工事(2MW15基)

    シンガポールのチャンギー国際空港
    サンテックが電気設備工事を担当した
    シンガポールのチャンギー国際空港
    近年、社会は環境問題などさまざまな分野において、かつてないスピードと規模で大きく変化しています。当社はこうした「大きな社会変化」の流れの中を、下記の経営理念のもと、培ってきた豊かな経験と確かな技術を活用し、かつ継続的に発展させ、国内外のお客様のニーズに的確にお応えすることはもちろん、人や環境への配慮、安全・安心の提供など、広く社会に貢献する企業として今後も前進して行きたいと考えています。

    〔経営理念〕
    ・わたしたちは、自然環境をやさしくまもり、育てます。
    ・わたしたちは、顧客満足をたゆまず追求します。
    ・わたしたちは、創造的に、積極的に行動します。

    ■ 情報系サーバの再構築をニッセイコムに依頼

    ― サンテックは、ニッセイコムに何を依頼したのでしょうか。

    サンテックがニッセイコムに依頼したのは「情報系サーバの再構築」です。
    プロジェクトの概要は下記の通りです。

    項目 内容 備考
    サーバ統合の時期(カットオーバー) 2010年2月 -
    統合前の
    サーバ台数
    17台 2010年にリースアップとなる17台のサーバを統合
    統合後の
    サーバ台数
    3台
    (日立BladeSymphony BS320)
    -
    導入した
    仮想化ソフトウェア
    VMware vSphere 4 Enterprise -
    今回仮想化の対象となったシステム
  • グループウェア
  • メール&アーカイブ
  • ワークフロー
  • SSL VPN
  • JP1 他
  • 左のシステム群をサンテックでは「情報系」と呼んでいます。


    ― 情報系サーバを再構築された理由、経緯について教えてください。

    再構築の理由としては、主に下記の2つが挙げられます。

    1. 増え続けるデータ容量への対応
    設備建設事業では、設計図等のCADデータ、各プロジェクト毎の進捗管理データ、契約情報、技術者情報など多種のデータを取り扱います。そして1つのプロジェクトには複数の協力会社が関わりますので、大量の情報が行き交いながら仕事が進みます。データ量は増えることはあっても、減ることは決してありません。余裕をもって、後々のデータ利用に支障が起こらないようなシステム環境に変えていくことを考えていました。

    2. 業務に影響を与える夜間バックアップ
    情報系サーバのデータは、従来まで夜間(23:00~6:00)にテープにバックアップをとっていました。しかし、予定どおりにバックアップが終わらないことがあり、業務に支障を与えていました。工事業務は朝が早いものです。朝の忙しい時間に、動作が不安定なシステムに不満を持たれてしまうことがしばしばありました。

    これまでサーバについては、3~5年毎に入れかえをしていました。2009~2010年のタイミングで、上記のような課題を解決したいと考えていました。

    はじめは、これらの情報系サーバの導入や保守をずっと任せていたシステム会社に、改善案を依頼していました。しかし、その改善案に満足することができず、他の会社にも提案を依頼しようと考えました。

    ■ 既存のシステム会社の提案に不満を持ち、複数の会社に打診

    ― なぜ、既存のシステム会社の改善案には満足できなかったのでしょうか。

    そのシステム会社の提案は、サーバをスペックアップさせて再構築するという、今までの延長線上の提案でした。5年前に比べて、ITインフラに関する技術はずいぶん進歩しているはずですが、新しい切り口を持った提案ではありませんでした。加えて、こちらで用意していた予算も大きくオーバーしていました。

    そこで、他の会社にも提案を依頼しました。ニッセイコムを始め、つきあいのある複数の会社に状況を伝え、提案を依頼しました。

    ― ニッセイコムは過去サンテックとどのように関わっていたのですか。

    ニッセイコムからは、5年程前に統合システム管理ツール「JP1」を導入していました。ニッセイコムが、今回のサーバ再構築のような分野については実績があるかどうかは知りませんでした。ですが、JP1についてのこれまでの対応には良い印象を持っていましたので、声をかけてみました。

    最終的に、3社の提案の中からニッセイコムを選びました。

    ■ ニッセイコムを選んだ理由

    ― ニッセイコムを選んだ理由を教えてください。

    ニッセイコムの提案は「ブレードサーバを用いた、サーバ仮想化とデータの集約」というものでした。3社の中で、最もバランスが良い提案でした。

    他の2社のうち1社は、初期費用を抑えるためにブレードサーバではなく、通常のサーバを複数台組み合わせる構成での提案で、稼動後の管理、運用、メンテナンス及び拡張性に問題があるように思われました。

    残りの1社は既存システムを構築した会社で、先述のとおり当初は既存のサーバの単純リプレースの提案でした。後になってニッセイコムと同様の「ブレードサーバを用いたサーバ仮想化とデータ集約」を提案してきましたが、稼働中のサーバの仮想化への移行に関して制限事項が多く、本当に仮想化環境での稼働までを一緒に頑張ってくれるのか疑問を感じました。

    一口に「仮想化」といっても、実績やノウハウには幅があることが、各社の提案の中身を見ていてわかりました。同じような提案でも「作業の提案」と「解決策の提案」の違いを感じました。

    ■ 「作業の提案」vs「解決策の提案」

    ― 「作業の提案」と「解決策の提案」とは?

    サーバ仮想化は複数のベンダーに提案を依頼し、よく見比べたほうがいいと思います。実績やノウハウの差がよく表れます。
    "サーバ仮想化は複数のベンダーに提案を依頼し、よく見比べたほうがいいと思います。実績やノウハウの差がよく表れます"
    仮想化に自信のないシステム会社の提案書は、一言で言うと「作業の提案」でした。サーバを用意して、仮想化ソフトを入れ、データを移す。一連の作業の中で「ここまではやるけど、これ以上は責任を持ちません」と責任範囲を守るための線引きがたくさんしてありました。アプリケーションによっては「1回は移行作業をしますが、その後は知りません」という部分もありました。

    それと比較して、ニッセイコムは「解決策の提案」をしてくれました。最終的に目指しているサーバ環境やバックアップ体制を実現するために、ニッセイコムは何ができるかを提示してくれました。実際に作業を行うまで未知数の部分があっても「どう乗り越えるかを一緒に考える」という姿勢が終始一貫していました。

    実は私は、前職でニッセイコムにお世話になったことがありました。
    今でも覚えているのが、システムトラブルが発生した時、関係する他のベンダーはすぐに「責任をとる/とらない」の話をし始めた一方で、ニッセイコムは「とにかくやってみるので、ここに居てください」と真っ先に問題解決に取り組んでくれたことです。会社としてこういうスタンスなのだな、同じ目線で仕事ができるな、と思いました。

    ■ ニッセイコムの活動についての評価

    ― 実際のニッセイコムの活動はいかがでしたか。

    現状把握からシステムやアプリケーションの動作検証、データ移行と丁寧に進めてくれました。システムの用途や使用頻度に合わせて、データ移行の順番やタイミングも組み立ててくれましたし、FAXボードなどの切り分けの難しい部分についてもうまく処理してくれました。

    最終的に、対象となったシステムは仮想環境でも全て問題なく動かすことができました。ネットワーク回線の太さが追いつかなかったために、動作を安定させるまで苦労したのですが、それも無事にクリアできました。

    ― 実際にサーバの仮想統合を実施された、現在のご感想をお願いします。

    現在、サンテックのシステムは私を含めて3人で運用しているのですが、3人でも無理なく運用できるようになりました。バックアップで現場に迷惑をかけることも無くなりました。

    また、仮想化によって簡単にテスト環境を用意できるようになりましたので、動作検証などの運用作業が楽になりました。今思うと、テスト環境用にもう少しサーバ容量を多めにとっておいたほうが良かったかもしれません。

    ■ ニッセイコムへのメッセージ

    ― 最後に、ニッセイコムへのメッセージをお願いします。

    これからも一緒にITインフラを支えてください。
    "これからも一緒にITインフラを支えてください"
    ※写真右:弊社システム技術開発本部の大内
    ※写真左:弊社情報通信システム第一営業本部の西野
    今回のプロジェクトを通じて、これまでJP1だけのお付き合いだったニッセイコムが、実はサーバ仮想化などのインフラ回りについても実績とノウハウを持っていることがよくわかりました。

    システムインフラの向上には、「これで終わり」ということはありません。
    これからもパートナーとしてご支援ください。よろしくお願いします。

     

    お忙しい中、ありがとうございました。

    ※ 株式会社サンテックのWebサイト
    ※ 取材日時:2010年8月
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