【お客さまの声】 日立マクセル株式会社
日立マクセル京都事業所では、事業所内の内線電話機とモバイル端末の集約・一元化を実現するために、ニッセイコムの提案した「IP-PBXを利用したW-VPNソリューション」を導入しました。 導入の経緯や導入後のコスト削減効果などについて、同社総務本部 京都総務部主任の大坪宏治氏(写真左)にくわしく伺いました。 ※写真右は弊社関西営業本部 テクニカル・エンジニアリングセンタ 営業課主任の服部 |
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― 日立マクセルの業態について教えてください。
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1963年に生産された国内初のアルカリ乾電池
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日立マクセルは1960年に創業した、記録メディアや電池の製造メーカーです。 「マクセル」の社名は、創業製品である乾電池のブランド名「MAXELL(Maximum Capacity Dry Cell=最高の性能を持った乾電池)」に由来しています。 一般のお客様になじみがある製品として、アルカリ乾電池やカセットテープが挙げられます。どちらも、当社が日本で初めて製品化しています。
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最大256時間のデジタルハイビジョン映像を録画して持ち出せる、 カセットハードディスク「iV(アイヴィ)」
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現在は「情報メディア(CD、DVD、ブルーレイディスク、放送用ビデオテープなど)」、「電池(リチウムイオン電池、酸化銀電池、アルカリ乾電池など)」、「材料・デバイス・電器(光学部品、粘着テープ、RFIDシステムなど)」の3つの事業を展開させています。
従業員数は4,451名(連結)、売上高は1,726億5,200万円(連結2009年3月期)です。
― 次に、日立マクセル京都事業所について教えてください。
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日立マクセル 京都事業所
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京都事業所は、工場面積が21万㎡(甲子園球場約5個分)の敷地を持つ、日立マクセルの主要生産拠点です。 1967年に工場が竣工されてから、時代とともに主力製品を次々と変化させながら生産を続けています。 現在は約1,000名の社員が京都事業所に勤務しています。
― 日立マクセル京都事業所では、ニッセイコムから何を導入したのですか。
日立製のIP-PBX「NETTOWER CX9000IP」を利用した、W-VPN(※)を導入しました。 W-VPN対応端末は188台(2009年8月現在)を導入しています。
※W-VPN:ウィルコムが提供する、オフィスの交換機(PBX)とウィルコムのネットワークを専用回線で接続し、オフィスの内線電話とW-VPNに登録済みの電話機との通話を定額にするサービス。 詳細はこちら
― W-VPNを導入された経緯を教えてください。
2008年に、更改時期をむかえていたPBXを日立製のIP-PBX「NETTOWER CW9000IP」に切り替えました。これまで使用していたPBXの基盤を流用することで切り替えコストを抑えられることが、 NETTOWER CX9000IPを選んだ理由です。
当事業所では、携帯端末の活用についていくつか課題を抱えていました。そこで、この更改のタイミングで課題を解決することができないかを検討しました。
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“PBXをただ入れ替えるだけでなく「やるならより良い環境に」と経営層から指示が出ていました”
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― 携帯端末の活用についての課題とは。
これまで当事業所では「自席の固定電話」「構内PHS」「携帯電話」の3台を使い分けていました。
京都事業所内には20棟以上の事業所棟や工場があります。製品の製造工程によって建屋が異なり、各棟を頻繁に行き来する社員が少なくありません。そこで自営のPHSアンテナを設置し、構内用端末を持ち歩かせていました。
加えて日立マクセルは京都府内にもう1つの事業所(福知山事業所)があります。両所で役職を兼任する社員は事業所間の移動が頻繁にあります。そこで該当する社員や、緊急時の連絡手段が要るリーダー・主任クラスの社員には携帯電話を持たせていました。
その結果、下記のようなことが懸念すべき課題として生じていました。
- 個人所有の携帯電話と合わせて、3台の端末を持ち歩く不便さ
- かさばる通信コスト、管理コスト
- 端末の紛失による情報漏洩リスク
これらを解決するための方法を検討していたところ、ニッセイコムからW-VPNの提案をいただきました。この提案は魅力的でした。経営陣も非常に気に入り、提案から稼動までわずか2ヶ月という短期間での導入を行いました。
― W-VPNのどのような点を気に入られたのでしょうか。
次のような点です。
<端末の集約・一元化> →1つの端末で、敷地内でも外出先でも内線番号での発着信が可能になります。加えてCX9000IPとW-VPNとの連携によって、内線番号での発信者通知も可能です。これまで携帯電話と構内PHSで行っていたことを集約させることができます。
<情報漏洩リスクの低減> →持ち歩く端末の数が減ることに加えて、W-VPN端末は一定時間操作をしないと自動的に端末にロックがかかります。紛失時には遠隔操作でロックやデータ消去も可能で、安心です。
<通信コストの削減> →外出先からの外線発信もPBXを経由することで、場所を問わずに「内線番号による通話は定額」「お客様や取引先との通話はIP電話」となり、通話料の削減が期待できました。
懸念していた課題を一度に解決できるとわかり、早速導入作業を始めました。まず2008年8月に105台を導入しました。それから、携帯電話を徐々にVPN端末に置き換える形で追加をしています。 2009年8月時点で154台、京都事業所内にある子会社(マクセル精器)の34台、合わせて188台が稼動しています。
― W-VPNの導入はスムーズに進みましたか。
スムーズでした。そもそも2台持ち歩いていたところが1台に済みますし、操作もややこしい所は無く、社員からは好評でした。ある役員は「今新幹線だけど、大丈夫だよ」など、あちこちから報告してくれました。
通信コスト削減も期待通りです。外出先からのゼロ発信(IP電話網の利用)を徹底させていることで、現時点で30%程度のコスト削減効果が見られます。携帯電話からの移行を進めることで、さらなるコスト削減が期待されます。
― 導入時から現在までの、ニッセイコムの対応について評価をいただけますか。
W-VPNを導入している企業はまだ少なく、新しい技術ですので当初は不安もありました。しかしニッセイコムのサポートのおかげで、安心して移行作業も進めることができています。
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“ニッセイコムのように、連絡したその日のうちに来てくれる会社はなかなかありません”
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例えば、私たちではうまく答えられないような問い合わせを社員から受ける時があります。ニッセイコムに相談をすると、原因や解決策を社員にもわかるような言葉で説明してくれます。ですから言われたことをそのまま社員に伝えれば、社員も納得してくれます。
また、W-VPN端末の利用は許可制にしていますので、至急の対応が求められることがあります。そのような時のニッセイコムの対応の早さにも感心しています。
加えて、トラブル時の対応も評価できると思います。 トラブルを全くゼロにすることはできません。むしろトラブル発生後の対応が社員に快適な環境を提供するための鍵だと思っています。その点ニッセイコムは、トラブルが発生した際にリモートでログ情報をチェックした上で、その日のうちに来てくれました。
― どのような会社にW-VPN、ニッセイコムを薦めますか。
当事業所ではもともと構内PHSの環境がありましたので、W-VPNのメリットを最大限に享受することができました。同様の環境が既にある企業でしたら、きっと同じようなメリットがあると思います。
あと念のため申し上げておくと、ニッセイコムはやみくもにW-VPNを当事業所に提案してきたわけではありません。当事業所の現状や課題をちゃんと調べてくれて、その上で「W-VPNがいちばんいい解決策です」と提案してくれました。
先述の通り、ニッセイコムは導入後のフォローをしっかりやってくれます。ですからPBX周りや社内の通信環境に課題を感じている会社は、一度ニッセイコムに相談されてみるといいと思います。 W-VPNでもそれ以外でも、それぞれに合った解決策を考えてくれるのではないでしょうか。
― 最後に、ニッセイコムへのメッセージをお願いします。
今後、他拠点へのW-VPNの展開も検討しています。 より利便性が高く、費用対効果の高い環境を作り上げていきたいと思っていますので、これからも引き続きサポートをよろしくお願いいたします。
お忙しい中、ありがとうございました。
※ 日立マクセル株式会社のWebサイト ※ 取材日時:2009年7月 |
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