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学校法人 浪商学園様(情報・音声・映像コミュニケーション 「通信システム構築サービス」 導入事例)

学校法人 浪商学園様(通信システム構築サービス 音声/UCソリューション 導入事例)

お客様の声

「音声系のリプレースに起こりがちな『モグラ叩き』的な手戻り作業は一切発生せず、ランニングコストは想定以上に削減させることができました」

導入製品

学校法人浪商学園 大阪体育大学 情報処理センター 中宮敏之氏(中央左)に、IP-PBXの導入を伴った学園内通話環境のリプレースについて、ニッセイコムに依頼した経緯や導入後の評価などを伺いました。

<写真左端:弊社営業 清水、右端:弊社営業 原、中央右:弊社SE 松濤>

導入の背景・目的

— はじめに、浪商学園がニッセイコムから何を導入されたかを教えてください。

学園内の通話環境のリプレースに伴い、日立製のIP-PBXとIP多機能電話機340台を導入しました。電話機は以下の施設の事務室を始め各教室、会議室等に設置されました。

  • 大阪体育大学大学院
  • 大阪体育大学
  • 大阪体育大学浪商高等学校
  • 大阪体育大学浪商中学校
  • 大阪体育大学アネックス(大阪市北区にある同窓会館)

ニッセイコムへの発注を決めたのは2015年5月でした。その後、設計等の準備作業を経て同年のお盆休み期間に設置作業を行いました。


— リプレースの理由について教えていただけますか。

情報処理センター 中宮敏之氏

もともと当学園では、大手キャリアA社のIPセントレックスサービス(※)を使っていました。導入当初は不安定だった部分も徐々に解消し、直近の数年は特に問題なく運用できていました。

※IPセントレックスサービス:ユーザーが保有していたPBX(機器)を通信事業者のセンター側に置き、全ての運用・保守をアウトソーシングするサービス。

ところが、このIPセントレックスサービス自体を2015年いっぱいで終了するという連絡をA社から受けました。代わりにIP-PBXを学園の施設内に置かせて欲しいとのことでしたが、そのためには高額なIP-PBXの購入費用をこちらが負担しなくてはいけませんでした。

提案を受けたIP-PBX機器が日立製だということを聞き、そうであれば、もともと当学園のサーバやネットワーク等のITインフラ面で協力を頂いているニッセイコムにも声をかけてみようと考えました。A社とニッセイコムにIP-PBXと必要数の電話機、設計や設置作業、保守運用などを含めた費用の見積もりを依頼し、比較検討することにしました。


— 近年「クラウドPBX」が登場し始めました。PBXが不要になる等IPセントレックスサービスと似ている部分は多いですが、選択肢の中には入っていなかったのでしょうか。

はじめは含まれていました。クラウドPBXサービスを提供する企業にもあたってみましたが、早い段階で選択肢から外しました。検討当時のサービス内容では、これまで使っていた電話番号を変えなくてはいけなかったり、内線と外線で別に回線を用意しなくてはいけなかったりと、基本的な部分で当学園の求める仕様を満たさないと判断しました。

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選定ポイント

「費用面」と「サポート面」でニッセイコムを選択

— 比較検討の結果、ニッセイコムへの依頼を決断された理由を教えてください。

「費用面」と「サポート面」の両方でニッセイコムにアドバンテージがありました。

まず費用面から説明します。導入するIP-PBX自体はどちらも同じ日立製品ですし、電話機自体の価格も差はありませんでした。違ったのは保守費用です。
内線番号の変更等の作業が発生した場合、A社の場合は毎月定額の保守費用に加えて「1件あたり」の工事費用が追加で必要でした。対してニッセイコムは、そのような作業も定額の保守費用の中に含まれていました。1件1件は小さな金額ですが、IP-PBXはPCのように4〜5年で変えるものではありません。長いスパンで見た場合、ボディーブローのように効いてくると考えました。

もう1つがサポート面です。
A社・ニッセイコム共に何年かおつきあいをしてきた会社ですが、サポート時のレスポンスには差がありました。A社に比べニッセイコムは、教育研究システムのリプレースをお願いした時にも、こちらでソフトやハード別に問題の切り分けをせずに何でも相談できていましたし、レスポンスの早さにも感心していました。

IP-PBXの導入には、必ず既存のITインフラが影響してきます。何かトラブルが起きた時に別々のベンダーだと切り分けや調整に手間がかかる可能性が高くなります。まとめてニッセイコムにお願いしてしまえば、余計なコミュニケーションコストの発生を防ぐことができるのではと考えました。

結果的にこの判断は大正解でした。
ニッセイコムの皆さんは準備期間から設置完了まで期待以上の働きをしてくれました。
リプレースの結果、ランニングコストは当初の想定よりも削減できましたし、IP-PBXの初期投資費用も予定より早く回収できる見込みです。

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導入効果

— 削減できたランニングコストは、具体的にどのくらいなのでしょうか。

情報処理センター 中宮敏之氏

月額ベースだと約64%の削減です。そもそもIPセントレックスサービスとは料金体系が異なりますから、月額は半分くらいまでは下げられるかなと思っていましたが、想定以上でした。詳しくは後述しますが、準備段階でニッセイコムと一緒にしっかり設計ができたからだと思います。

学内の予算申請段階の試算では、IP-PBXの初期投資費用は10年くらいで回収するというのが当初の計画でした。しかし、現在の運用を続けていけば5年で回収できそうです。

— これまでのニッセイコムの活動について評価をいただけますか。

それでは、各段階で印象に残っていることをお伝えします。


<準備・設計段階>

過去の電話関連のリプレースはとにかく設置することを優先しがちで、稼働後に細かな障害がいくつも発生し「モグラ叩き」のような状態になるケースが多くありました。今回はそれがありませんでした。最大の理由は十分に準備ができたことだと思います。

ニッセイコムのエンジニアは、リプレース前の通信環境や内線のルールなどを詳細に把握・整理してくれました。長年の運用の中で曖昧になっていた部分も定義してくれました。打ち合わせの時に「しっかり準備さえしておけば、後はルールに従って粛々と設置するだけですから」と言っていましたが、その通りでした。

加えて設計の段階では、ただ現行を踏襲するだけではなく、不要なチャンネル数を減らすといったシェイプアップをしてくれました。それが上述のランニングコストの削減につながっていると思います。


<検証段階>

実際に設置する前に、ニッセイコム社内でネットワーク整合性等の検証が行われました。すると当学園のネットワーク環境では、そのままの設定では繋がらないということがわかりました。ニッセイコムのエンジニアは何十台とあるスイッチをしらみ潰しに調べ、IP-PBXの製造元である日立にも直接確認をとってくれました。

結果、VLAN(仮想LAN)の設定を一工夫することで解決できることがわかりました。
音声系とデータ系のエンジニアが同じ会社で、すぐに会話できる環境にあるからこそ、検証段階で発見でき、解決策を打つことができたのだと思います。
もし検証無しに設置を行っていたら、全てのLAN上の通信が不通となり、作業を中断せざるを得なかったと思います。


<設置段階>

設置作業はお盆休み期間の4日間を予定していましたが、実質2日で終わり、確認作業を経て3日目の昼に解散しました。電話機1台1台を箱から出し、設定し、個別番号をテプラで貼るといった作業は全てニッセイコム社内で事前に終わっていました。段ボールにも学園内のどの施設に置くのかが明記されており、現場での作業はとてもスムーズでした。


<ページングの不具合があっという間に解決>

設置後にページング(放送機能)の不具合が見つかりました。内線電話の機能を使って業務連絡を学内に流すのですが、どうも放送用のアンプがうまく動作しない。

緊急の問題ではないので急がなくていいですよと伝えたのですが、ニッセイコムのエンジニアはすぐに調査を始め、アンプが古いので昔ながらのやり方が必要だと言いました。
そして嬉々として設計図を描き出し、「ちょっと部品を買ってきます」と日本橋(大阪を代表する電気街)へ出かけて行き、戻ってきたらハンダ付けをし、その日のうちに解決してしまいました。

ここまで守備範囲の広いエンジニアだとは思いませんでした。
これが、設置後の唯一の不具合でした。


<保守運用時の迅速なレスポンス>

稼働から現在までトラブルは起きていません。異動等で内線番号の変更が必要になった時にも、昼過ぎにお願いをすると翌日には「設定終わりました」と連絡が入っていて、完成図書も届きます。非常に心地よいスピードで仕事をしてくれます。


以上のように、最初から最後までスムーズに進んだプロジェクトでした。
音声系のリプレース作業ですが、情報系のネットワークもよくわかっているニッセイコムに依頼して本当に良かったと思っています。社内ですぐ近くにいるエンジニア同士が会話できるからこそでしょうね。

当学園では色々な条件からIP-PBXの導入を選択しましたが、クラウドPBXであっても他の手段であっても一緒だったと思います。コストダウンや効率化を狙って音声系と情報系のインテグレーションを行うのであれば、複数ベンダーで分担させるというコミュニケーションリスクの高い選択をする前に、ニッセイコムのような、両方に強いベンダーに相談してみることをおすすめします。

お忙しい中、ありがとうございました。

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お客様について

1921年(大正10年)に浪華商業実修学校として創立。
「学業・スポーツ・研究を通して心身ともに健全な人材を育成し、幸福で平和な社会の実現に寄与する」ことを学園の使命として掲げ、大阪体育大学大学院、大阪体育大学、大阪体育大学浪商高等学校・中学校、大阪青凌高等学校・中学校、大阪体育大学浪商幼稚園を設置校として展開している。

所在地 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1
設立 1921年(大正10年)
学生・生徒
・園児数
4,744 人
Webサイト 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。学校法人浪商学園 大阪体育大学(外部サイト)

2016年4月取材。
このページの情報は取材日時点のものです。
現時点では変更になっている場合もありますのでご了承ください。

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導入製品

ニッセイコムでは、各種コミュニケーションシステムを提供しています。PBX、クラウドPBX、UC、小規模CTI、座席管理システム、スマートフォンの内線化など豊富なソリューションメニューからお客様の環境に合わせたコミュニケーションツールを提供致します。

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